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シンガポール

農業・農村情報

農林水産業の概要

(1)農林水産業の概況

シンガポールの農業

国内農場では、主に葉菜やもやしが生産されている。葉菜の8割以上は土耕栽培で、残りは水耕栽培で生産されている。シンガポールはラン切花の主要輸出国であり、世界市場の15%を占めている。シンガポールのランは、その優れた品質や長い鮮度保持期間(切花)において高い評価を受けている。2005年では、ラン・観賞用植物業界は、5,700万シンガポールドルのラン切花・観賞用植物(水生植物を含む)を輸出。アグロテクノロジーパーク内でランや観賞用植物を栽培している農場は、日本(約2,500万シンガポールドル(輸出全体の44%)を占める最大の輸出市場)をはじめとして、豪州、フランス、英国、ドイツ、米国、オランダ等、世界30ヶ国以上の国々に輸出している。

シンガポールの水産養殖業

海域は限定されているものの、シンガポールでは小規模ながらも活気ある食用魚産業が営まれている。シンガポールにおける魚の消費量は年間100,000トンと見積もられており、このうち約5%は沿岸漁業を中心とした国産魚で賄われている。沿岸漁業ではハタ、スズキ、フエダイ、サバヒーなどの海洋魚に加え、緑イガイ、甲殻類(エビ/マングローブ蟹)などが漁獲されている。また、スネークヘッド、ティラピア、ナマズ、コイやその他のコイ科の魚類などの淡水漁業も行なわれている。シンガポールは、世界最大の観賞魚輸出国であり、また、“観賞魚の世界の首都”としてだけでなく、国際的観賞魚ビジネスの“全てが集まる場所”としても知られている。輸出業者は、販売全体の約4割を占める地元の農家からの観賞魚やその他の地域からの観賞魚500種以上を取り扱っている。

※ Agri-Food & Veterinary Authority 資料より

(2)農林水産業の地位(2005年)

  名目額 (100万シンガポールドル) GDP構成比(%)
国内総生産(GDP) 116,761 -
農林水産業(1995年) 115 0.1

※世界銀行、FAO資料より

(3)農地の状況(2005年)

  面積 (千ha) 比率(%)
国土全体 67 100
農地 0.8 1.0

(4)農業人口(2005年)

(単位:万人)

総人口(1) 435
農業人口(2) 0.2
(2)/(1)(%) 0.1
総就労人口(3) 237
農業就労人口(4) 0.2
(4)/(3)(%) 0.1

(5)主要農産物の生産状況

(100万シンガポールドル)

2001 2002 2003 2004 2005
畜産物 47.8 40.5 46.2 57.1 49.8
水産物 118.7 111.1 105.6 120.7 128.0
農産物 41.1 36.4 35.4 46.8 44.0
合計 207.6 188.0 187.2 224.6 221.8

※Agri-Food & Veterinary Authority 資料より

2001 2002 2003 2004 2005
鶏 ('000 羽) 1,266 1,075 1,164 1,090 1,076
魚類 (トン) 7,785 7,795 7,109 7,579 7,836
野菜 (トン) 17,690 16,525 16,563 17,192 17,397
観賞魚 (100万匹) 101 110 110 133 145
観賞用植物(100万鉢) 48 41 30 24 36

日本との農林水産貿易(2003年)

(100万シンガポールドル)

  日本からの輸出 日本の輸入 収支
総額 (A) 14,802 5,426 9,376
農林水産物 (B) 86 218 -132
農林水産物のシェア (B/A)% 0.6 4.0 -

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