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ミャンマー

農業・農村情報

農林水産業の概要

(1)農林水産業の概況

農業部門はミャンマー国の経済を支える基盤産業として、その生産動向は当国の経済全体に大きな影響を有しています。

農耕地面積は国土面積の約11%を占めるにすぎませんが、1992年度から新制度を導入し、未墾地や休耕地の利用促進を図るとともに、灌漑事業等の土地改 良事業を推進し、乾季の作付けや多毛作を可能にして全体の作付け面積が拡大されました。作付け面積の約46%がコメ、約15%が豆類、約10%が胡麻であ り、この3品目で作付け面積の7割以上を占めています。

また、森林面積は国土の約半分を占めており、有名な自然のチークをはじめ、ピンガド、パダウ等の硬木も質が良く、世界でも有数の豊富な森林資源を保有しています。

水産業は3千kmを超える長い海岸線を有し、水産資源は豊富と考えられますが、年間漁獲量は約87万トン強と少なく、そのうち約23.8万トンは淡水魚、約63.6万トンは海水魚です。年々生産量は増加しています。

(2)農林水産業の地位(1995年)

  名目額(100万チャット) GDP構成比(%)
国内総生産(GDP) 603,602 -
農業 324,134 53.7

※ミャンマー政府資料より

(3)農地の状況(2003年)

  面積(百万ha) 比率(%)
国土全体 67.7 100
農地 11.3 16.7
耕地 10.1 14.9
永年作物 0.9 1.3
永年牧草地 0.3 0.4

※FAO資料より

(4)農業人口(2004年)

(単位:万人)

総人口(1) 5,010
農業人口(2) 3,454
(2)/(1)(%) 68.9
総就労人口(3) 2,741
農業就労人口(4) 1,890
(4)/(3)(%) 68.9

※FAO資料より

(5)主要農産物の生産状況

(単位:万トン)

  2001 2002 2003 2004 2005
米(籾) 2,192 2,181 2,315 2,370 2,450
胡麻 43 40 50 55 55
落花生 73 76 88 72 72
サトウキビ 713 617 649 637 637

※FAO資料より

農政の概要

92年度から4カ年短期国家計画を実施し、農業を中心とした全分野にわたる経済開発を推進した結果、年平均8.2%の経済成長率を達成しました。特に農業分野は年平均約9%の高い成長を成し遂げました。

96年度から開始された新5カ年短期経済開発計画においても農業分野に対しては引き続き当国経済の中核的役割を担うことが求められており、97年度の農業かんがい省予算は対前年比197%増、75億チャットであり、全体予算の13%を占めています。

新短期計画の農業分野の具体的内容の骨子は次のとおりです。

引き続きコメの増産を優先しつつも農産物の多様化を図る。

単位当たり収穫量の増大のための研究開発の促進、新技術の導入、高品質種子・化学肥料・農薬の供給、機械化の促進を図る。

日本との農林水産貿易(1999年)

我が国からの主な輸出品目は、小麦粉135万ドル、アルコール飲料3万ドル等である。

主な輸入品目は、えび4,295万ドル、くらげ1,232万ドル、ごま(採油用)1,073万ドルである。

(単位:万ドル)

  日本からの輸出 日本の輸入 収支
総額(A) 25,439 10,286 15,153
農林水産物(B) 144 9,079 -8,935
農林水産物のシェア(B/A)% 0.6 88.3 -

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