ホーム > ASEAN諸国の農業情報 > インドネシア > 農業・農村情報

インドネシア

農業・農村情報

農林水産業の概要

(1)農林水産業の概況

大小1万4千あまりの島々からなる東西5,100km、南北1,900kmにおよぶ世界最大の群島国家であり、その広範囲にわたる多様な土地条件から、農業は多彩なものとなっている。

農家の経営規模はエステート作物栽培農家を除き、平均的には極めて零細であり、経営耕地0.5ha未満の農家が全体の5割(93年センサス)を占めている。

主要農作物は、コメ、キャッサバ、トウモロコシ等で、農業形態は、(1)ジャワ島を中心とする小規模な農業(コメ、キャッサバが中心)と、(2)スマトラ島等外領におけるエステートでの商品作物(パームオイル、コーヒー、ゴム等)の栽培に区分される。

経営規模の零細性、ジャワ島と外領との農業開発の不均衡等がインドネシア農業の特徴といえる。なお、コメの6割はジャワ島で生産されている。

(2)農林水産業の地位(2004年)

  名目額(億ドル) GDP構成比(%)
国内総生産(GDP) 2,303 -
農林水産業 354 15,4

※AFSIS 資料より

(3)農地の状況(2003年)

  面積(万ha) 比率(%)
国土全体 19,046 100
農地 4,558 23.9
耕地 2,100 11.0
永年作物 1,340 7.0
永年牧草地 1,118 5.9

※FAO資料より

(4)農業人口(2004年)

(単位:万人)

総人口(1) 22,261
農業人口(2) 9,228
(2)/(1)(%) 41.5
総就労人口(3) 11,067
農業就労人口(4) 5,053
(4)/(3)(%) 45.7

※FAO資料より

(5)主要農産物の生産状況

(単位:万トン)

2000 2001 2002 2003 2004
米(籾) 5,190 5,046 5,149 5,208 5,310
キャッサバ 1,609 1,705 1,691 1,847 1,920
サトウキビ 2,390 2,519 2,553 2,450 2,460
パーム油 728 808 935 1,020 1,140
コーヒー 63 58 70 70 70

※FAO資料より

農政の概要

(1)1968年以降、5次にわたる社会経済開発5カ年計画を実施し、これらの中で農業振興が最重点課題と位置づけられている。特に、基本食糧であるコメの安定 供給が主目標とされ、1984年にようやく自給を達成したが、その後も気象災害による被害で輸入を迫られる状況が続いている。また、最近はベトナム等から 安いコメが輸入されるようになり、国内のコメ生産農家に大きな打撃を与えている。

(2)現行の国家開発5カ年計画(2000-2004年)における食料・農業・農村開発の大きな柱は(1)アグリビジネスの振興、(2)食糧生産・流通の安定向上、(3)水資源の開発利用等である。

日本との農林水産貿易(2004年)

我が国からの主な輸出品目は、かつお・まぐろ類227万ドル、魚粉174万ドル、播種用の種子127万ドル、配合調製飼料85万ドル等である。

主な輸入品は、合板9億7,853万ドル、えび4億3,016万ドル、かつお・まぐろ類1億4,400万ドル等となっている。

(単位:百万ドル)

  日本からの輸出 日本の輸入 収支
総額(A) 9,075 18,695 -9,620
農林水産物(B) 36 2,779 -2,743
農林水産物のシェア(B/A)% 0.4 14.9 -

> ページの先頭へ